アメリカってアメリカ人だけじゃないんですよね。
「人種のるつぼ」であるアメリカでは、出会う人々もまた様々。今回はバングラデシュ人とインド料理を食べに行って来ました。
バングラディッシュといえばインドと隣同士の国です。なので食文化もかなり共通した部分があるんだとか。やっぱりインド人の作るナンは、ナンだか美味しいなぁ。ナンちゃって。
そんな中で店内に奇妙な張り紙を見つけました。
見えますか?
真ん中に正座で手をあわせている張り紙が。その下にはこう書いてあります。
“PRAYER ROOM”
日本語では「祈りの部屋」
友人曰く、イスラム教では食事の前に、食事にありつけている感謝の意を神に伝える掟があるそうです。そういった家族はこの部屋に入り祈りを捧げ、そして食事をするのです。
ほとんどはイスラム教のお客さんでしたが、私が食事をした時に、この部屋を使っている人はいませんでした。イスラム教だからと言って全員がここで祈るわけでは無いそうです。
友人もイスラム教ではありますが、一切祈っていませんでした。おい、いいのか?友人よ。
戒律が厳しいイメージのあるイスラム教ですが、そこはアメリカの地ということもあり、幅をもたせている印象でした。
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