Mac book Pro Retina買ったのになぜかCoolじゃないんです。
普段使っているブラウザはChromeなのですがスクロールがやけに重いんです。
Safariでは全くそんなことないんですが、いかんせんSafariは”戻る”動作が非常に遅い。
そんなわけでもっぱらChrome派なんですが、Retina画面になりピクセル数が増え、うまく処理できていないように感じます。
そんなわけでMac版ChromeのスクロールをMac Book Pro Retinaで爆速にする設定を紹介します。
まずChromeを起動。
アドレスバーに
chrome://flags/
と入力してそのページに移動。
設定 その1
chrome://flags/のページで
GPU compositing on all pages
の項目を見つけます。
Version 23.0.1271.95
の私の環境では6列目に見つけることができます。
初期状態では”default”もしくは”disabled”になっていると思いますので
“enabled”に変更します。
設定が完了したら再起動しましょう。
GPU compositing on all pageの項目ではwebページの処理を出来るだけGPUに任せ、CPUの処理を軽減または並行処理することにより動作を向上させようとする項目です。
ここまで設定しても、確かに以前より早くなっていますが、Safariほど高速にはなっていないと思います。
そこで更に設定しますが、バージョン25以前では不具合が出てしまいます。
了承した上で先に進んでください。
設定その2
さきほど設定した
GPU compositing on all pageのすぐ下に
Threaded compositing
の項目があります。そこを”enabled”に設定しましょう。
そして再起動。
これでSafari並にスクロール動作が軽くなってるはずです。
Threaded compositingではマルチCPUを使い、スクロール動作とWebレンダリングを分けることにより強制的にスクロールさせます。
問題解決
しかしここで問題が発生します。
バージョン25以前では、トラックパッド上での2本指動作での”戻る”ができなくなってしまいます。
問題解決 その1
そこでGoogle Chrome”devチャンネル”版を使いましょう。
Google Chrome Dev
https://www.google.com/chrome/intl/en/eula_dev.html?dl=mac
このChromeは開発者版なので多少動作が不安定になることがありますが最新のバージョンを使用することができます。
問題解決 その2
今ご自身が使用している安定版Chromeを手放したくないとお考えの方はGoogle Chrome Canaryを使って下さい。
いまあるChromeのプロファイルを上書きすることなく、別のアプリケーションとして立ち上げることができます。
Google Chorme Canary
https://tools.google.com/dlpage/chromesxs?platform=mac
安定版が25になるまで待てないかたはいずれかを試してみてください。
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