7/11 Oxfam Trail walker Tohoku 2015に参加した。

貧困撲滅のために寄付金を募り、24時間以内で50kmを歩く。

活動は世界に広がっており、山道を歩く以上の参加意義がある。

例年は48時間以内に100kmだが、今回はコースの難易度も高く、距離は短い。実測では、60kmを超えていたとの情報も聞いたほどで、参加者の中には本当に危険な状況に陥る事もあって、生半可な気持ちで参加すると危険なイベントだった。

外資系の参加が多く、中には有名企業も多い。

1チーム4人で構成され、寄付や募金活動による最低6万円のファンドレージングが参加条件である。

ファンドレージング額も生半可ではなく、1,2,3位の額はそれぞれ100万円を超えていて、一位は1、428、804円だった。

https://oxfam-mng.com/web/web.html

難しいチャレンジであればあるほど、乗り越えることで得られる達成感、チームワーク、自然からの恵みを随所得ることができる。

マラソンとは違い、チームで行動することが何より大切だった。

一人でも、チェックポイントにたどり着けなければその時点で全員自動脱落である。

怪我に見舞われた僕らのチームメートは、それでも最後まで歩きぬいた。ゴールでは「35歳で迎えた青春」と言いながら胸に熱い火を灯した目をしていた。

道中、本当に偶然と呼ぶにはあまりに数奇な体験と、目には見えない、「運」、「精神力」、「チームワーク」といった抽象的な力に気づかされ一喜一憂した。

チェックポイント2を23:30までに通過しなきゃいけない僕らのチームは辛うじて23:25に通過した。5分、休憩時間を延ばしていればアウトだった。舗装道路に出たとき、携帯に電源を入れなければチェックポイントの通貨時間を確認できなかった。などなど、例を挙げればきりがない。

そして、東北方々の暖かさと自然の美しさに心は満たされ、体はぼろぼろになった22時間40分だった。

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人生を変える体験は、東北にあった!

来年は100km、あなたに会えるのを楽しみにしてます。