
よくCPUの性能を人の頭の能力と比喩し、HDD/SSDなどのPCの容量を机の引き出しの容量と比喩し、メモリ(RAM)のことを作業する机の広さと比喩します。そう、いくら頭のいい人がたくさんの引き出しのある机で作業しようにも色々な種類の書類を同時に広げられる広い机がないと効率よく作業できません。
ということで今回はiMac 5k(27インチ)のメモリを自分で増設してみようと思います。27インチのiMacであれば自分で簡単にメモリを追加することができます。Apple Storeで事前に大容量のメモリを選んで出荷してもらうこともできますが、結構なお値段がします。自分で出来る簡単な作業に高いお金を払う必要はありません。今回で浮くお金でバーに繰り出し新しい出会いを見つけてください。

6つのステップを踏んで解説していきます。Good luck!
【STEP 1】
iMacの電源を落とし、本体裏の電源ケーブルを抜きます。

【STEP 2】
電源ケーブルを抜くとボタンが現れるので、そのボタンを押しながら上のカバーを外します。(結構な力でボタンを押し、浮いてきたカバーに爪を引っ掛けて開けます)


【STEP 3】
カバーを取ると中にメモリがあります。両端に灰色のラバーに黒の三角矢印が書かれているレバーみたいなものがあります。そのレバーを黒矢印で指示されている通りに外側に開きます。レバーを下に倒すとメモリが水平になっていきます。


【STEP 4】
今回は下記写真のTeam社 8G 1600Mhz DDR3メモリ(1万円くらい)を購入しました。購入したメモリを開封し、金色のピンをiMac本体に向けメモリに貼ってあるシールが見える状態で差し込みます。(本体にメモリがすんなりと挿入できるようガイドレールが彫ってあるのでレールに入れるように差し込みます)挿入したら軽くメモリを押し込んで本体にしっかりと差し込まれていることを確認します。



【STEP 5】
レバーを上にあげていきカバーを閉める準備をします。STEP 3と逆の動作をします。灰色のレバーを上げていきカリッと音がしてメモリが格納されたことを確認してカバーをつけます。カバーの向きはどっちでも閉まるので押し込んでもらって結構です。

【STEP 6】
電源コネクタを元通りに本体に挿入しiMacを起動します。正常に起動したことを確認できたらメモリ増設完了です! Well done!


こんなに簡単にメモリの増設ができてしまいます。iMacにもしっかり認識されていますね。

また、メモリとマザーボードの相性が悪かったり、メモリのクロック周波数が違う物を同時に使用するとiMacが起動しないことがあるそうです。その際は購入したメモリを返品し別ブランドのものを購入してみてください。今回使用したTeam社のメモリは正常に使えました。(Appleマークが出ることなく起動しない場合は増設を試みたメモリを取り外してみてください。)
iMac 5kなどのiMac 27インチモデルは最大で32Gまでメモリの増設ができます。快適なPC環境を作り上げ、作業効率をアップさせちゃってください。
是非!
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